折りたたみベッドのマットレスの外し方を調べている人は、洗濯や掃除をしたい、湿気を抜きたい、引っ越しや処分のために分解したい、上に別のマットレスを敷きたいなど、何らかの理由で本体からマットレスを外せるのかを知りたいはずです。
しかし、折りたたみベッドは商品によって構造がかなり違い、マットレスがベルトやポケットで固定されているタイプもあれば、フレームと一体化していて外す前提ではないタイプもあります。
無理に引っ張ったり、リクライニング部やばね付近に手を入れたり、固定金具を外したままベッドを立てたりすると、指を挟む、フレームが急に動く、部品が歪む、保証対象外の破損につながるおそれがあります。
この記事では、折りたたみベッドのマットレスを外す前に確認すること、ベルト固定やポケット固定の一般的な外し方、外せないタイプの見分け方、掃除や洗濯の進め方、戻すときの注意点まで、安全を優先して整理します。
折りたたみベッドのマットレスの外し方
折りたたみベッドのマットレスの外し方は、先に取扱説明書で固定方式を確認し、ベッドを完全に開いた安定した状態にして、電動式なら電源プラグを抜いてから作業するのが基本です。
多くの製品では、背部側や足部側にベルト、面ファスナー、ポケット、ファスナー、固定布などがあり、それらを順番に外してからマットレス本体を持ち上げます。
ただし、フレームとクッション材が一体になっている商品では、マットレスだけを取り外す構造ではないため、外し方を探すよりもカバー洗濯や表面清掃で対応するほうが安全です。
最初に型番を確認する
折りたたみベッドのマットレスを外す前に最初に見るべきなのは、ベッド本体の型番と取扱説明書です。
同じように見える折りたたみベッドでも、手動式、電動リクライニング式、すのこ式、マット一体式では固定方法が違い、外す順番も変わります。
型番はフレーム裏、脚部のラベル、購入履歴、保証書、メーカーの注文メールなどに残っていることが多く、型番がわかれば公式サイトの取扱説明書を探しやすくなります。
山善の取扱説明書ページのように、メーカーによってはベッドやマットレスの説明書を型番別に確認できるため、手元の説明書がない場合でも探してみる価値があります。
説明書が見つからないまま作業する場合は、外せる前提で進めるのではなく、ベルトやファスナーなど明らかに取り外し用の部品があるかを目視し、少しでも不安があればメーカーや購入店に問い合わせてください。
電源と可動部を止める
電動リクライニング式の折りたたみベッドでは、マットレスを触る前に電源プラグをコンセントから抜き、コントローラーが誤って動かない状態にすることが大切です。
背上げや脚上げのフレームが動く構造では、マットレスを外している途中に可動部が動くと、手や衣類、コードが挟まる危険があります。
特に介護用やリクライニング付きのモデルは、アクチュエータ、リンク金具、サイドレール、キャスター周辺に隙間が多く、普段見えない場所に指を入れやすくなります。
アテックスの収納式電動リクライニングベッド取扱説明書でも、マットレスの取り外し作業ではフレームやマットで手足を挟まないよう注意する内容が示されています。
作業中は子どもやペットを近づけず、ベッドの左右に十分なスペースを作り、可動部へ体重をかけない姿勢でゆっくり進めると安全性が高まります。
ベッドを安定させる
マットレスを外すときは、ベッドを中途半端に折りたたんだ状態ではなく、基本的には開いた状態で床に安定させて作業します。
折りたたみベッドは中央部にばねやヒンジがあり、マットレスの重さが外れると重心が変わるため、立てた状態や半開き状態で無理に外すとフレームが動くことがあります。
- 床が平らな場所で作業する
- キャスターを固定する
- 周囲の家具を離す
- 寝具を先に外す
- 二人で支えながら進める
- 手袋を用意する
マットレスが重いタイプや電動式の大型ベッドでは、一人で持ち上げるより、片側を支える人と固定部を外す人に分かれるほうが安全です。
作業前に掛け布団、敷きパッド、枕、手すりに掛けた荷物をすべて外しておくと、固定ベルトやファスナーの位置を確認しやすくなります。
固定方式を見分ける
マットレスの外し方は固定方式によって変わるため、作業前に裏側や側面を見て、どこでフレームに留まっているかを確認します。
見分けるときは、マットレスを少し持ち上げるだけにとどめ、抵抗がある方向へ強く引っ張らないことが大切です。
| 固定方式 | 見た目の特徴 | 外す方向 |
|---|---|---|
| ベルト固定 | 裏面に帯がある | 面ファスナーを外す |
| ポケット固定 | 端が袋状 | フレームから抜く |
| ファスナー式 | カバーが開く | カバーだけ外す |
| 一体式 | 留め具が見えない | 無理に外さない |
| ねじ固定 | 金具で固定 | 説明書を確認する |
ベルトやポケットが見えるタイプは取り外しを想定している可能性がありますが、ねじやリベットで固定されているタイプは分解作業に近くなります。
安全に外せるかどうかは見た目だけで断定できないため、型番の説明書と実物の固定部が一致しているかを確認してから進めましょう。
ベルト固定を外す
ベルト固定の折りたたみベッドでは、マットレス裏側のベルトや面ファスナーを一つずつ外していきます。
背部側、中央部、足部側の順で固定されていることがあり、どれか一つを外しただけでマットレス全体を引っ張ると、残ったベルトに負荷がかかります。
面ファスナーは勢いよくはがすと生地を傷めることがあるため、ベルトの根元を支えながら、接着面に沿ってゆっくりはがすのが安全です。
電動リクライニング式では、背部を上げたほうが背側のベルトが見えやすい製品があり、公式説明書でも背部を上げてからベルトを外す手順が示される例があります。
外したベルトは垂れたままにせず、フレームやキャスターに絡まない位置へまとめておくと、後の持ち上げ作業で引っかかりにくくなります。
ポケット固定を抜く
ポケット固定は、マットレスの端が袋状になり、フレームの端を包み込むように固定されている方式です。
このタイプはベルトを外しただけではマットレスが取れず、マットレスを持ち上げながら、袋状のポケットをフレームから少しずつ引き抜く必要があります。
アテックスの取扱説明書では、マットレスを持ち上げてポケットをフレームから完全に引き抜き、最後にマットレスを取り外す流れが示されています。
ポケット部分を斜めに引っ張ると縫い目や生地に負担がかかるため、フレームの形に沿ってまっすぐ抜き、引っかかる場合は別の固定ベルトが残っていないかを確認します。
ポケットが硬くなっている場合や長年外していない場合は、無理に一気に抜かず、左右を少しずつ動かして生地の張りを逃がしながら進めましょう。
カバーだけ外す
折りたたみベッドによっては、マットレス本体ではなく、マットレスカバーだけを外して洗える構造になっていることがあります。
この場合、ベッド本体からマットレス全体を外す必要がある商品もあれば、ファスナーを開けてカバーだけを外せる商品もあります。
- ファスナー位置を探す
- ベルトの向きを記録する
- 中材を折り曲げすぎない
- 洗濯表示を見る
- 乾燥機の可否を確認する
- 完全に乾かして戻す
アテックスの説明書では、マットレスカバーを洗濯機の弱水流で洗える条件や、水温、乾燥方法、乾燥機禁止などの注意が記載されています。
カバーを外す目的が洗濯なら、マットレス中材まで洗おうとせず、洗える範囲と洗えない範囲を分けて扱うことが長持ちにつながります。
外せないタイプを判断する
折りたたみベッドの中には、マットレスがフレームに縫い付けられていたり、接着されていたり、固定金具で一体化していたりして、利用者が外す前提ではないものがあります。
外せないタイプを無理に分解すると、折りたたみ機構のバランスが崩れたり、クッション材が戻せなくなったり、保証や修理の対象外になる可能性があります。
見分ける目安は、裏側に着脱用のベルトやポケットがなく、カバーのファスナーも見当たらず、説明書にもマットレスの取り外し手順が書かれていないことです。
ねじを外せば取れそうに見える場合でも、そのねじがマットレス固定用ではなく、フレームやヒンジ、サイドレール、リクライニング機構の固定用である可能性があります。
外せないタイプでは、無理に外すのではなく、掃除機、布拭き、除湿、カバーや敷きパッドの洗濯、買い替えや処分時の業者相談で対応するほうが安全です。
外す前に準備する道具と場所
折りたたみベッドのマットレスを安全に外すには、手順だけでなく、作業する場所と道具の準備が重要です。
ベッドは家具の中でも重量があり、マットレスを外すと重心が変わるため、狭い部屋で勢いだけで進めると、壁や床を傷つけたり、足元のコードに引っかかったりしやすくなります。
準備段階で作業スペース、支える人数、保管場所、洗濯や掃除の流れを決めておくと、外した後に困らず、元に戻すときもスムーズです。
必要な道具をそろえる
マットレスの外し作業に必要な道具は、固定方式や目的によって変わりますが、基本的には安全に持つための手袋、床を守る敷物、固定部を照らすライトを用意すると安心です。
ねじを外す必要があるかどうかは説明書で判断し、説明書に指定がない金具やフレームのねじは触らないようにします。
- 滑り止め付き手袋
- 床を守る布や毛布
- 懐中電灯
- スマートフォンのカメラ
- 養生テープ
- 保管用の袋
スマートフォンで外す前のベルト位置やポケットの向きを撮影しておくと、戻すときに迷いにくくなります。
養生テープはベルトを仮止めしたり、左右の向きをメモしたりする用途には便利ですが、生地を傷める可能性があるため、粘着力の強いテープを直接長時間貼るのは避けましょう。
作業スペースを作る
作業スペースは、ベッドの左右と足元に人が一人立てる程度の余裕を作るのが理想です。
狭い場所でマットレスを外そうとすると、持ち上げた瞬間に壁や家具へ当たり、マットレスを斜めに引っ張って固定部を傷める原因になります。
| 確認場所 | 準備すること | 理由 |
|---|---|---|
| ベッド左右 | 家具を離す | 手を入れやすい |
| 足元 | 通路を確保する | 持ち出しやすい |
| 床面 | 毛布を敷く | 傷を防ぎやすい |
| コンセント周り | コードを抜く | 巻き込みを防ぐ |
| 保管場所 | 湿気を避ける | カビを防ぎやすい |
キャスター付きの折りたたみベッドは、作業中に少し押しただけで動くことがあるため、ストッパーを使うか、動きにくい位置へ移動してから作業します。
床に傷をつけたくない場合は、ベッド脚やキャスター下に厚手の布を敷き、マットレスを一時的に置く場所にも清潔なシーツを広げておきましょう。
二人作業を選ぶ
一人で外せそうに見える折りたたみベッドでも、マットレスが厚いタイプや電動式のタイプは二人で作業したほうが安全です。
一人がマットレスを支え、もう一人がベルトやポケットを確認すれば、固定部に無理な力をかけずに外せます。
二人作業では、どちらが持ち上げる人で、どちらが固定部を外す人かを先に決め、声をかけてから動かすことが大切です。
片側だけ急に持ち上げると、反対側のポケットやベルトに力が集中し、生地の破れやフレームの変形につながることがあります。
高齢の家族が使うベッドや介護用途のベッドでは、利用者が近くにいる状態で作業せず、別の場所へ移動してもらってから落ち着いて進めましょう。
固定方式別の詳しい外し方
折りたたみベッドのマットレスは、固定方式を見極めると外し方が理解しやすくなります。
一般的には、面ファスナーやベルトで留めるタイプ、ポケットでフレームを包むタイプ、カバーだけを外すタイプ、フレームとマットレスが一体になったタイプに分かれます。
ここでは、それぞれの方式ごとに、どこを見ればよいか、どの順番で外すと安全か、どこで作業を止めるべきかを説明します。
面ファスナー式
面ファスナー式は、マットレス裏の帯状ベルトがフレームに巻き付くように留まっているタイプです。
外すときは、背部側から足部側へ順番に確認し、面ファスナーの接着面を片手で支えながらゆっくりはがします。
- 固定位置を撮影する
- 端から少しずつはがす
- 布を引っ張りすぎない
- 残ったベルトを探す
- 外したベルトをまとめる
- 左右差を確認する
面ファスナーが硬くなっている場合は、無理に引きちぎるのではなく、接着面を少しずつずらしながら外すと生地を傷めにくくなります。
戻すときに左右のベルト位置がずれると、折りたたみ時にマットレスが寄ったり、フレームに巻き込まれたりするため、外す前の写真が役立ちます。
ポケット式
ポケット式は、マットレス端の袋状部分をフレームにかぶせて固定するため、ベルトを外した後でも抵抗が残ります。
この方式では、マットレスを真上に引き上げるのではなく、フレームからポき上げるのではなく、フレームからポケットを抜く方向を確認しながら、端から少しずつ外します。
| 作業段階 | 見る場所 | 注意点 |
|---|---|---|
| 開始前 | 背部の裏 | ベルトを残さない |
| 中盤 | 足部の裏 | フレームを支える |
| 引き抜き | ポケット端 | 斜めに引かない |
| 取り外し | 全体 | 二人で持つ |
| 保管 | 床面 | 直置きを避ける |
ポケットがフレームに強くかかっている場合は、マットレスの重みを少し浮かせるだけで抜きやすくなることがあります。
引っかかる場所があるときは、力を強めるよりも一度戻し、縫い目、ベルト、フレームの角、サイドレール付近を確認してください。
ファスナー式
ファスナー式は、マットレス本体を外すというより、カバーを外して洗うための構造であることが多いです。
ファスナーを開ける前には、カバーの上下、裏表、ベルトの向きを写真に残し、洗濯後に同じ向きで戻せるようにしておきます。
中材がウレタンの場合、水洗いできない商品が多く、無理に洗うと乾きにくくなり、においやカビの原因になります。
洗濯表示で弱水流、水温、日陰干し、乾燥機不可などが指定されている場合は、家庭の洗濯機で無理に回さず、洗濯ネットや手洗いも検討しましょう。
ファスナーを閉めるときは生地を噛まないようにし、ベルトがある面を底面へ戻すなど、元の向きを守ることが寝心地と安全性につながります。
外した後の掃除と戻し方
折りたたみベッドのマットレスを外した後は、掃除や洗濯だけでなく、戻す前の乾燥、フレーム点検、固定部の位置確認まで行うと安心です。
せっかく外しても、湿ったまま戻したり、ベルトの位置を間違えたり、ポケットを中途半端にかぶせたりすると、寝心地の悪化や折りたたみ時の巻き込みにつながります。
ここでは、マットレスを外した後に行いたい清掃、カバー洗濯、再固定のポイントを整理します。
フレームを掃除する
マットレスを外すと、普段見えないフレーム、ヒンジ、すのこ、ワイヤー、ベルト周辺にほこりや髪の毛がたまっていることがあります。
掃除機の細口ノズルで大きなほこりを吸い、固く絞った布でフレームを拭き、最後に乾いた布で水分を取ると清潔に保ちやすくなります。
- ほこりを吸う
- 固く絞った布で拭く
- 水分を残さない
- ねじの緩みを見る
- コードの傷を見る
- キャスターを確認する
フレームを拭くときは、水を直接かけたり、洗剤を大量に使ったりせず、素材に合う方法で軽く汚れを落とします。
電動式ではコードやアダプター周辺に水分を近づけず、異常な音、焦げたにおい、動作不良がある場合は使用をやめて販売店やメーカーへ相談しましょう。
マットレスを乾かす
外したマットレスは、掃除や洗濯の後にしっかり乾かしてから戻すことが重要です。
表面だけ乾いたように見えても、中材や縫い目に湿気が残っていると、ベッドに戻した後にカビやにおいが出やすくなります。
| 状態 | 乾かし方 | 注意点 |
|---|---|---|
| 表面の湿気 | 風通しを作る | 直射日光を避ける |
| カバー洗濯後 | 形を整えて干す | 乾燥機条件を見る |
| ウレタン中材 | 陰干しする | 水洗いしない |
| におい残り | 時間を置く | 香料で隠さない |
| 長期保管 | 湿気を避ける | 圧迫しすぎない |
湿気が強い季節は、扇風機やサーキュレーターで空気を動かし、床に直接置かずに立てかけると乾きやすくなります。
消臭スプレーを使う場合も、かけすぎると乾燥に時間がかかるため、まずは掃除と換気を優先し、製品の素材に合う範囲で使いましょう。
元の向きで戻す
マットレスを戻すときは、外したときと逆の順番で、ポケット、ベルト、ファスナー、面ファスナーを確認しながら固定します。
上下や裏表を間違えると、硬さの違う面が上に来たり、ベルトがフレームに届かなかったり、折りたたみ時に生地が引っ張られたりします。
ポケット式では、フレーム端を奥までしっかりかぶせ、途中でめくれたり斜めにかかったりしていないかを左右から確認します。
ベルト式では、アクチュエータや可動部を巻き込まず、フレームに沿って平らに留めることが重要です。
戻した後は、一度ゆっくり折りたたみ動作やリクライニング動作を確認し、引っかかり、異音、マットレスのずれがないかを見てから通常使用に戻しましょう。
外さないほうがよいケース
折りたたみベッドのマットレスは、外せる構造であっても、状況によっては無理に外さないほうがよい場合があります。
古いベッド、サビがあるベッド、電動部に不具合があるベッド、部品が欠けているベッドでは、マットレスを外す作業が別のトラブルを引き起こすことがあります。
掃除や洗濯が目的なら、必ずしもマットレス本体を外す必要はないため、安全面と目的を比べて判断しましょう。
古いベッドの場合
長年使っている折りたたみベッドは、ベルト、面ファスナー、ポケット生地、フレームの塗装、ねじ周辺が劣化していることがあります。
劣化した部品を外すと、戻すときに面ファスナーが付かない、ポケットが破れる、ねじが空回りするなどの問題が出ることがあります。
- ベルトが裂けている
- 面ファスナーが弱い
- フレームにサビがある
- ヒンジが固い
- 異音がする
- 説明書がない
このような状態では、マットレスを外して清掃するより、表面掃除と乾燥だけにとどめ、買い替えや修理相談を検討するほうが安全です。
特に折りたたみ機構のばねやヒンジが弱っている場合、マットレスの重さが変わることで動き方が変わる可能性があるため、無理な分解は避けましょう。
電動部に不具合がある場合
電動リクライニング付きの折りたたみベッドで、背上げが途中で止まる、異音がする、コントローラーが反応しない、コードに傷がある場合は、マットレスを外す前に使用を中止して確認が必要です。
不具合がある状態で背部を上げたり足部を持ち上げたりすると、想定外の位置で止まったり、急に沈んだりするおそれがあります。
| 症状 | 考えたいこと | 対応 |
|---|---|---|
| 動かない | 電源系の不具合 | 販売店へ相談 |
| 異音がする | 可動部の問題 | 作業を止める |
| コードが傷む | 断線や発熱 | 使用しない |
| 片側が下がる | フレームの歪み | 点検を依頼する |
| 焦げたにおい | 電気系の危険 | 電源を抜く |
アテックスの説明書でも、正常に動作しないときは分解や修理改造をせず、販売店へ修理を依頼する趣旨の注意が示されています。
電動部の不具合がある場合は、マットレスの外し方を試すよりも、まず安全確保とメーカー相談を優先してください。
目的が掃除だけの場合
マットレスを外したい理由が軽い掃除だけなら、必ずしも全体を取り外す必要はありません。
敷きパッドやカバーを洗い、掃除機で表面のほこりを吸い、ベッドを開いた状態で通気させるだけでも、湿気や汚れの対策になります。
ベッドの裏側を掃除したい場合も、マットレスを完全に外さず、片側を少し持ち上げて見える範囲を掃除するほうが安全なケースがあります。
ただし、カビ、強いにおい、飲み物のこぼれ、ダニ対策などで内部まで確認したい場合は、製品が外せる構造かを説明書で確認し、無理のない範囲で作業します。
掃除のたびに外すと固定部が傷みやすいため、普段は敷きパッドやベッドパッドを活用し、マットレス本体を外す頻度を減らす工夫も効果的です。
折りたたみベッドのマットレスは説明書と固定方式を見て外す
折りたたみベッドのマットレスの外し方は、型番の確認、電源の停止、ベッドの安定、固定方式の確認、ベルトやポケットの順番外しという流れで考えると安全に進めやすくなります。
ベルト固定やポケット固定の製品は取り外せる可能性がありますが、フレームと一体化した商品や説明書に手順がない商品では、無理に分解せず、カバー洗濯や表面清掃、メーカー相談で対応するほうが安心です。
外した後は、フレーム掃除、マットレスの乾燥、ベルト位置の確認、ポケットの戻し忘れ防止まで行い、最後に折りたたみやリクライニングの動作をゆっくり確認してから使用を再開しましょう。
特に電動式や古いベッドでは、手や足の挟み込み、コードの巻き込み、可動部の不具合が事故につながることがあるため、一人で無理をせず、必要なら二人で作業することが大切です。
マットレスを外す目的が掃除や湿気対策なら、外すこと自体を目的にせず、敷きパッドの洗濯、表面清掃、陰干し、通気、買い替え相談も含めて、自分のベッドに合う安全な方法を選んでください。